アンケートの詳細
- サンプル数
- 女性600名(配偶者控除内で働いている主婦300名、配偶者控除外で働いている主婦300名)
- 年齢
- 20歳~60歳
- 調査方法
- Webアンケート
- 調査期間
- 2017年1月6日~2017年1月11日
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ちょっぴりきになるあのギモンを、女性にだけ聞いちゃいました。実際のところ、みんなはどう思っているの?女子のホンネを探ります。
2016年12月8日に発表された税制改正大綱で、103万円の配偶者控除の壁は150万円となり、年収制限もできることになりそうです。
そこで、今回は配偶者控除内(103万円以内)で働いている主婦300名と配偶者控除外(103万円を超える)で働いている主婦300名に配偶者控除と働き方についてアンケート調査を実施いたしました。
配偶者控除の103万円を超えて働いている300名に年収を聞いたところ47.3%(142名)が年収200万円までということが分かりました。
一番多かったのは1,030,001円~1,300,000円までの67名、二番目に多かったのが2,000,001円~3,000,000円の59名でした。
今後、配偶者控除の壁が150万円になると28.3%(85名)が新たに対象となることが分かりました。
配偶者控除内で働いている人も控除外で働いている人も賛成では同じ意見が多く見られました。ただ、反対意見では配偶者控除内の人は社会保険料を理由に挙げている人が多く、控除外の人はそもそも配偶者控除は必要なしとの意見が多く寄せられました。
配偶者控除額が150万円になることで、働き方が変わるか聞いたところ、配偶者控除内で働いている人でも7割以上が変わらない事が分かりました。2016年10月からは短時間労働者の社会保険の適用拡大もあり、配偶者控除額だけが増えても、社会保障の関係で働き方を変えられない人が多いようです。
Q4.で変わると回答した109名(控除内86名、控除外23名)にどの様に変えるか聞いたところ、配偶者控除内で働いている人の58.1%(50名)は150万円に上限が上がっても、社会保障の上限130万円までしか働かない事が分かりました。
現在、控除外で働いている人の回答を見ると、
現在の年収が150万円~200万円で、配偶者控除の範囲内(150万円以下)で働くと回答した人が、21.7%(5名)となりました。
これから女性がどんどん社会進出するために何が必要か聞いてみました。
1番多かった回答が『働きやすい会社の雰囲気』71.2%(427名)、2位は『企業の意識改革』44.5%(267名)でした。制度や税制の改革より、まずは社会や企業の意識改革が重要と感じている主婦が多いようです。
女性がどんどん社会進出するために何が必要か具体例を聞いてみました。
意見が多く集まったのは上記のとおりです。
それ以外にも、「女性自身の意識改革」「男性の意識改革」なども挙げられました。
配偶者控除内で働いている人、控除外で働いている人、どちらもそれぞれが不安や悩みを抱えています。
特に今回の配偶者控除額の変更は「意味がない」との意見が多く寄せられました。
本当に女性が働きやすい社会に・・・もっと、現場の意見に耳を傾け現実に即した改革が行われることを期待したいです。
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