鈴木
めんどくさがり屋で、義理チョコもバレンタインも「なくていい」。お返しも期待しない。今年は土曜だからと油断したが、同じ部署の女子から集金が来てしまった。
山本
チョコは部署内のみ。
あげると意外な人が喜ぶ、という発見もあるという。
横田
今後も気持ちよく業務を協力していただけるのであれば、お返しはいらない。
『お返しがほしい』からではなく『日頃の感謝を込めた』義理チョコであれば、
その習慣はあった方がいい。
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ちょっぴりきになるあのギモンを、女性にだけ聞いちゃいました。実際のところ、みんなはどう思っているの?女子のホンネを探ります。
「義理チョコ」改め「サンキューチョコ」!?会社内でのバレンタイン事情のホンネとは
デパートもコンビニもバレンタイン一色。そんな中、世の中の女子たちはバレンタインにいくらかけているのか、その習慣をどうとらえているのか、ホンネを調査しました。また、『保険クリニック』の女性社員に加えて男性社員にもアンケートを取り、実際の社内のバレンタイン事情やアンケート結果から読み取れる心理を座談会で討論しました。
鈴木
めんどくさがり屋で、義理チョコもバレンタインも「なくていい」。お返しも期待しない。今年は土曜だからと油断したが、同じ部署の女子から集金が来てしまった。
山本
チョコは部署内のみ。
あげると意外な人が喜ぶ、という発見もあるという。
横田
今後も気持ちよく業務を協力していただけるのであれば、お返しはいらない。
『お返しがほしい』からではなく『日頃の感謝を込めた』義理チョコであれば、
その習慣はあった方がいい。
—まず、一般女性へのアンケートによると41%は誰にもプレゼントをあげない(Q1)との回答がありました。会社関係にあげる人が少なくて、500人中64人。一方、当社の女性社員は、4分の3近くは男性社員へチョコをあげる予定のようです。例えば、前職の会社などの習慣はどうでしたか?
山本:いったん「あげない」となると一切関係ないという会社もありました。集金がないので聞いてみると、「うちは関係ないから」と言われたり。または部署だけであげる会社もあったり、割合としては半々ぐらいですかね。今の部署ではまだ話がないので、聞いてみようかと思います。
—部署でやらなかったらどうしますか?たとえば部署内の女子が自分だけだったとしたら?
山本:部署でやらなくても、個人的にはあげたいですね。「バレンタイン」という日にはこだわらず、「買ってきたので良かったら…」という感じで配ると思います。部内の男性はお菓子好きだし、残業の時とかに食べてもらって、疲れを取ったり和んだりすればいいなと思います。
横田:私の部署では、部長から禁止令が出ました。どうしてもあげたければいいけど、みたいなことを…。
—その部長には、あえてみんなで山積みにしようか?
鈴木:それは逆に怖いです!
横田:喧嘩は売れない(笑)。なので、普段の業務でお世話になっている他部署にはあげようかと。お世話になっている人とあまりそうでない人が混在している部署は迷いますね…。
山本:この人にあげてこの人にあげない、という線引きが難しいです。こっそりあげるのも難しい・・・。『義理だからあげている』って思われるのも少し寂しいですよね。
横田:私は『いつもご迷惑をおかけしております、これからもよろしくお願いします』という意味を込めてあげています。大袋に入ったお菓子を2個ずつぐらい袋に詰め合わせるので、金額にすると1人当たり50円ぐらいですかね。お金はかけないけど手間はかけます。
—アンケートからも、コミュニケーションツールや社内の潤滑油のようにとらえている人が多いみたいですね
山本:そう考えると「義理チョコ」って呼び方がイマイチですよね!「サンキューチョコ」とかにしましょ!
鈴木:私も、前の会社で上司から禁止と言われたことがあります。喜んでる人もいましたけど、若い女の子たちは残念がっていました。当社でも、部署の男性にしかあげません。隣の部署も、そこで完結している感じがあるので。
山本:それはそれでアリですよね。あいまいだとすごく考えてしまうし。
鈴木:以前の部署では、女性陣の中でもあげる人とあげない人がいて、迷った結果あげなかったんですけど…。
横田:みんなで歩調を合わせるのも面倒ですよね。自分がやりたいからやるのであって。
『どうする?そっちがやるなら私も』みたいなのは嫌。
—あげる相手に対しての義理に加えて、女子同士の義理も気にしないといけないのは確かに面倒ですね。
鈴木:音頭を取ってくれる人がいるなら乗っかる(笑)。でも、イヤっていう人もいるから、音頭を取るにも取りづらいですよね。『みんながやるから』とか強制するものでもないですし。
—義理チョコの習慣に対しては、男性社員と一般女性(Q7)でとても似た結果が出ました。対して女性社員は反対派が少ないですね。
鈴木:お返しが面倒」って人がもっと多いのかと思っていました。
—私は、アンケートで「素直にうれしい」と答えた人だけにあげようかと。
横田:私も知りたい!
—では後でこっそり(笑)。
山本:いっそのこと、バレンタイン擁護派と反対派はそれを示すバッチとかつけてほしい(笑)そうすると、余計な気を遣ったり遣わせたりすることもないし。
横田:でも「いらない」と思っていても、実際に他の人がもらってるのに自分がもらえないと寂しく思うんじゃないですかね?
—「素直にうれしい」と思いつつ義理チョコ習慣は「ない方がいい」と回答していたり、「いらないと言いつつ、もらったら嬉しいと思うのが男心」「本音と建前はあるし、男は見栄を張りたい生き物」という声もありました(笑)。
山本:その上司さんたちも『自分はいらない』って言えばいいのに『部内禁止』にするなんて、その表れかも (笑)自分だけもらえなかった時のための防御策ですよ、きっと!
鈴木:それを含めると、もらってうれしい人が大半なんでしょうね。
—「ご主人がもらって来た相手へのお返しを買うのが面倒」という奥様の悩みもあるそうです。
横田:自分の旦那さんが一つももらって来ないってどうですか?
鈴木:私はもらって来てほしい。自分も食べられるから。
山本:ちょっと気になるから、誰にもらったのか聞いてしまうだろうな。センスとかも見つつ…。お返しを自分で買うことはないでしょうけど。
横田:私は明らかに義理のものだったら、『会社でうまくやってるんだな、バレンタインもらえるぐらい慕われてるんだな』って思うでしょうね。詮索はあまりしないです。高級ブランドのチョコをもらって来たら私も食べます(笑)。お返しは、一緒に選んで「この程度だったら失礼じゃないんじゃない?」とか言いながら、旦那さんの評価が良くなると思うといいんじゃないですか?
山本:一緒に買いに行く、って手は思い浮かばなかったですね~!
—「奥さんに変に思われても嫌なので義理チョコは「時と場合による」という男性もいるみたいですから、お互い気遣いは絶えなさそうですね…。
山本:意外だったのは、ホワイトデーを「期待していない」人が多いんですよね(Q5)。あげているのに、期待していないというのはどういう意味なんでしょう?
横田:単純にイベントとして楽しみたいとか?選ぶのも楽しいし、人にものあげるのも楽しくないですか?自分も優しくなれる気がして。
鈴木:甘いものが大好きなので、率先して買い出しに行き、市場調査をして自分の食べたいものを確保してからプレゼント用も予算内でベストなものを買います。基本的にお返しは期待していないんですけど、ある人からのお返しがとても素敵な事を知ってからは、毎年楽しみです(笑)
あとは、『義理であげているから、大したお返しはもらえない』という意味の「期待していない」という回答もありそうですよね?
山本:その人によって、「期待していない」の意味が違うんですね。私は、ちょっとしたお菓子でもいいから何かしらのお返しは…っていう気持ちも込めての「期待している」です。物じゃなくても、何か反応があると嬉しいですね!『ありがとう』とか、甘いものがダメでも『子供にあげたら喜んでたよ』とか言われると良かったって思うし。ちょっとした気遣いですね。
—甘いものがダメな人のために別の売り場に行く、という苦労もありますしね(笑)。
—ここにはバレンタインが「なくなってほしい」人とそうでない人に集まってもらいましたが、その他に日本の習慣に関してなくなってほしいと思うものは?一般女性の回答はダントツで「サービス残業」、次いで「お中元・お歳暮」「お茶くみ」「余興」の順です(Q8)。社内アンケートとは少し差が出ました。
鈴木:私は「飲みニケーション」。家に帰りたいです(笑)。
横田:本当に行きたい人だけで行くのはいいけど、半強制的みたいなので行くのはちょっと…。あと、飲みの席で喫煙者が固まって座るのが嫌です。非喫煙者に対する気遣いかもしれないけど、それだと同じ人としか話せないので。
山本:私は「余興」。年忘れはみんなの疲れをねぎらって癒す場じゃないですか?だったら、大騒ぎするよりおいしいものを食べてゆっくり座ってみんなと話せるような忘年会が理想です。バレンタインやハロウィンと同じように、忘年会の本当の意味が変わってきてイベント化してしまってると思います。
鈴木:でも忘年会で余興がないと、それに対して文句を言う人もいそうですよね…。
横田:静かにゆっくりしたい派と、ワイワイやりたい派の両方が満足するのは難しいですよね。一次会はゆっくり飲んで、騒ぐのは二次会でもいいんじゃないですかね?行きたい人が行くものなので。余興は、素人がやっても・・・「やらされ感」があるのも見たくないです。昨年はプロに頼んだのが楽しくて良かったですね。
鈴木:「サービス残業」に関しては自分が嫌というより、それが続くと疲れが溜まるしミスもしやすくなって効率が悪かったりするから。どうしてもっていう場合もあると思いますけどね。
横田:サービス残業じゃないけど、残業に付き合われるのが嫌だなと思います。私が残業している時に他の人に残られると気になります。仕事をしている様子もなく、『手伝おうか?』っていう訳でもなく(笑)。帰ればいいのにと思いながらやることもあります。
山本:「お茶くみ」は、それ自体より、『なんとなく女性がやる』って雰囲気になっている事に違和感がありますね。片付ける時とか特に。下げたカップがそのままシンクに置いてあったりすると…。一言、『置いておいたから』とか『お願いね』とかがあればいいんですけどね~。
横田:でも私は『察するのが部下の仕事』って感覚があって、会議が終わっているはずの時間で次の予定も立て込んでいたら、『きっと片づけられていないだろうな』と思って会議室を見に行ってしまいます。
山本:他の大手企業を真似してセルフ方式とかに変えてみますか(笑)?
—バレンタインに限った事ではないですよね。
余興も、『新人だからやって当たり前』じゃなくて、『大変な中頑張ったね』とか。男女限らず、習慣になっているがためにそれが当たり前のような顔をするのは良くないですよね。
横田:日本人男性は愛情や感謝を言葉にするのが苦手とかありますからね!
山本:明日から社内の男性が急に優しくなったりして(笑)
約41%は誰にもあげない!義理チョコ習慣もなくて良い!!
お正月が終わったと思ったら、既に街中はバレンタイン一色。
女子は毎年、この時期になると「あげる?」「あげない?」で悩んでいる方も多いはず。そこで今年のバレンタインの動向と日本の迷惑な習慣について20歳~60歳の女性500名を対象にアンケートを実施しました。
街中はすでにどこを見てもバレンタインで溢れ返っています。
女性500名にバレンタインにプレゼントをあげるか聞いたところ、約40%は誰にもあげないと回答。
恋人・配偶者にプレゼントする人は500名の中で210人(42%)でした。
会社関係にあげる人は64人
友達にあげる人は29人
家族(配偶者以外)にあげる人は134人
自分にあげる人は24人
との結果になりました。
今年のバレンタインに何人にプレゼントをする(予定も含む)か聞いたところ、平均は2.7人でした。
「プレゼントする」「考え中」の296人の中で「1人にしかあげない」という回答が最も多く、約39%を占めました。
平均額 | 42,000円 |
---|---|
最高額 | 500,000円 |
最頻価 | 30,000円 |
バレンタインで使用するプレゼントの総額を聞いたところ、平均は3,307円でした。一番多い金額は1,000円。意外にかける金額が低い事がわかりました。中ではバレンタインに25,000円をかける方もいました。
平均 | 3,307円 |
---|---|
最大金額 | 25,000円 |
最少金頻 | 200円 |
一番多い回答 | 1,000円 |
プレゼントの主流は「購入」。昨今のお弁当ブームで手作り派が多いのかと予想していましたが、以外にも購入が多い事がわかりました。
Q1.で「プレゼントする」「考え中」の296人の中でお返しを期待している人は58人。
以外だったのは、プレゼントする予定だけど、「期待していない」人が多い事。
プレゼントする予定の約80%は期待していないと回答しました。
バレンタインと言うと、昔は派手なイベント的な要素がありましたが・・・最近は、『日ごろの感謝の気持ちをバレンタインで伝える』という日に変化しているようです。
少数派の意見では・・・
お返しを期待していない人が71%と多いのも頷ける回答に・・・。お返しに「何を」もらうかより、言葉など何かしらの形でちょっとした気持ちがもらえるだけでも、誰でも嬉しい気分になるものです。
1位 スイーツ
2位 特になし、何でも良い
3位 何もいらない
特になしと答えた70人(14%)以外の86%は無くなって欲しい日本の習慣がある事がわかりました。
理由としては「仕事とプライベートは切り離したい」「義務・義理感はイヤ」と感じている方が多くいることがわかりました。
今回のアンケートで分かった事は行事や習慣そのものより、それが「義理や義務」など強制的に感じてしまう事が敬遠されています。自発的に参加したいという、雰囲気を作ることが大切だと言うことがわかりました。
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