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マイナス金利は、保険に影響がありますか?今のうちにしておくべき事があれば教えてください。
マイナス金利が発表されてから、マスコミでは大騒ぎしています。マスコミの反応を見ていますと、マイナス金利政策が私たちの生活に及ぼす影響が、とてつもなく大きいように感じてしまう人もいるかもしれませんね。
マイナス金利の影響で、金融機関や運用担当者など、専門家の仕事にはそれなりの影響が出ているとはいえ、個人の生活面での影響は限定的です。
たとえば定期性預貯金について考えれば、100円単位の利息が10円単位になったり、10円単位が1円単位になるようなことはあっても、生活を根底から覆すような影響は出ないと思います。そのため、定期預金を解約して運用に回そうなど、焦った行動は慎むべきだと思います。
さて、ご質問の保険についてですが、預貯金の影響は限定的ないっぽうで、保険に関しては「予定利率の引き下げ」が起こる可能性があります。予定利率とは、私たちが支払う保険料のうち、運用に回される部分の保険料に関わる利率のこと。終身保険や学資保険のように、貯蓄性の高い保険商品については、予定利率の引き下げ(=利息部分が減る)が保険料の値上げ(=必要な保険料が増える)につながります。
たとえば、予定利率の引き下げによって、ひと月500円ほど保険料がアップすると、10年間では6万円も多く、保険料を支払わなければならなくなります。定期性預貯金に比べると、私たちの生活に及ぼす影響は大きいと思います。
とはいえ、すべての保険会社、あるいは貯蓄性のある保険商品のすべてで、予定利率が引き下げられるとは限りません。予定利率の引き下げについては、各社の判断によりますし、実施時期もまちまちになるでしょう。貯蓄性のある保険に加入する予定のある方は、その保険の予定利率の改正が予定されているかを、保険会社や保険ショップで確認されることをお勧めします。
(2016年3月 畠中 雅子)
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