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3年前に家を購入し、住宅ローンはフラット35を利用しています。繰り上げ返済についてうかがいたいのですが、5~6年くらい先に400万円程度の繰り上げ返済を目指して、貯蓄をしています。我が家の場合は、5~6年後にまとめて繰り上げ返済をすべきでしょうか。それとも、200万円くらいまとまった資金ができた時点で、いったん繰り上げ返済を実行したほうがよいでしょうか。
繰り上げ返済については、早めに、こまめにおこなうのが原則です。返済開始に近いほど、利息の割合が多くなり、同じ返済金額でも浮かせる利息が多くなるからです。ご相談者の場合、住宅ローンの返済開始から3年しか経っていないのであれば、まだ利息部分も多いはずなので、ある程度、まとまった資金ができたところで、回数を分けて繰り上げ返済することをおすすめします。なお、フラット35の繰り上げ返済には手数料がかかりません。
ここからは、繰り上げ返済の具体例をご紹介しましょう。3年前に借りた金額が3000万円だとして、ちょうど3年が経過したと仮定して計算します。借りている金利は、その頃の参考金利として、2.49%を用います。
3年が経過したこの住宅ローンに対して、6年後にまとめて400万円を返す場合と、3年後と6年後の2回に分けて、それぞれに200万円ずつ返す場合で比べてみました。その結果、2回に分けて返す後者のほうが、利息の軽減効果が21万4000円も多くなります。
200万円を貯めてから、次の200万円を貯めるまでに、21万円以上の差がつくことになりますので、繰り上げ返済用の資金を寝かしておくのはもったいないのではないでしょうか。
ところで、フラット35の繰り上げ返済をおこなう際、最低額は100万円以上必要というのが常識でした。この最低額について、平成26年7月に引き下げがおこなわれました。繰り上げ返済の最低単位が10万円以上からOKになったのです。
100万円以上となると、まとまった資金が手元から出てしまうので、繰り上げ返済したくても、実行しづらかった方もいたかと思います。これからは10万円以上で繰り上げ返済ができますので、へそくりやボーナスなどを使った繰り上げ返済ができるようになるでしょう。
ただし、10万円以上といっても、10万円ピッタリで繰り上げ返済ができるわけではありません。たとえば、直近(繰り上げ返済する最初の月)の元金部分が7万5000円、その翌月の元金部分が7万4000円だとすると、2か月分の元金を足した14万9000円が繰り上げ返済の最低単位になります。
ボーナス併用払いにしている場合は、ボーナス返済月がずれないようにするため、6か月ごとの元金合計額が繰り上げ返済の最低金額になります。ボーナス併用払いですと、最低でも30~40万円くらいの繰り上げ返済資金が必要になるのが一般的だと思います。
100万円よりも少額での繰り上げ返済をしたい場合は、借りている金融機関ではなく、「住・My Note」のページで申し込みをおこないます。
「住・My Note」の機能を活用すれば、金融機関に足を運ばなくても、ネット上だけで、手続きもおこなえますし、ローン残高証明書の再発行依頼などもおこなえます。フラット35を利用しているなら、「住・My Note」のページにアクセスするためのログインIDを取得しましょう。ログインIDはネット上で申し込んだ後、郵送で届きます。
(2014年8月 畠中 雅子)
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