家計のやりくりをFPに相談会社経営をしている主人に、仕事の運転資金としてかなりの金額を貸しています。催促しても、返すそぶりをみせません。今後、どうしたらよいでしょうか。

そのいっぽうで、浪費家のご主人は、もしかしたら貯蓄をほとんど持っていないのかもしれません。奥様からの借金についても、「自分のお金のようなもの」という錯覚に陥っている可能性もあります。

借金については、新たに貸さないのはもちろん、今までに貸したお金の返済計画についてはっきりさせる必要があると思います。ご主人は奥様の貯蓄に甘えているわけですが、そろそろ本格的に老後資金を増やさなければならない時期だと考えると、今のままでよいわけはありません。

「いい加減にお金を返してよ」と問い詰めると、ご主人が逆切れしたり、のらりくらりとかわされて、話が前に進まない可能性もあります。そこで奥様にお勧めしたいのは、今までに貸したお金のリストを作成することです。いつ頃、いくら貸していて、合計でいくらになっているかの一覧表を作り、ご主人に渡してみてください。ご主人には、「今すぐでなくていいので、どのように返してくれるつもりなのかを記入して、記入したら私に返して欲しい」と伝えてみるのです。

最悪、今まで貸したお金は返してもらえないとしても、リストがある以上、この先の借金はしづらくなるはずですし、妻の“イライラ”も伝わるでしょう。またリストを作るときは、老後資金の積立て計画表も一緒に作られてはいかがでしょうか。借金を返して欲しい理由として（返すのは当たり前ではありますが）、老後資金の準備が手薄になりそうな現実を、数字でご主人に伝えて欲しいからです。数値化することで、老後資金をきちんと貯めたいという妻側の本気度も伝わりやすくなるはずですし、今のまま放置すれば、十分な老後資金を貯めるのは不可能になります。まとまった金額で借金を返してもらえないのであれば、分割で支払ってもらうように促しましょう。

人生の中でお金や保険の疑問は絶えないものですよね。例えば結婚した時、子どもが生まれた時、退職した時など、その時々で最適な資産設計や加入する保険はどうすれば良いのかと考えるのではないでしょうか。少しでも悩んだ時はお近くの保険クリニックで無料でご相談ください。

保険クリニックでは様々な研修や試験に合格したコンサルタントが、お客さまおひとりおひとりにぴったりの保険選びや資産設計をサポートいたします。ご相談はすべて無料ですので、安心してお越しください。まずは下記よりお近くの店舗をお探しください。