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消費税が10%に引き上げられるのが延期になるようです。消費税が上がらないのは助かりますが、その分どこかでしわ寄せがあるのではないでしょうか? 私たちの生活に影響はありますか?
消費税は、平成26年4月に5%から8%へと引き上げされ、さらに平成27年10月に10%へと再度引き上げされる予定でした。しかし、景気の落ち込みが懸念されるとのことで、10%への引き上げは1年半延期される方針となりました。実施の時期は、平成29年4月の予定になっています。
まずは年金支給の充実策です。現在、老後に年金を受け取ることができるのは、現役時代に25年以上年金の保険料を納めた人です(免除期間などを含む)。25年があまりにも長いので、10年以上納めた人に年金を給付するように変更する予定です。この変更の実施は、消費税を10%へ引き上げた時となっていますので延期となります。また、年金の金額が少ない人に補助的な給付金を支給する制度が設けられましたが、この実施も消費税が10%になった時とされています。
介護分野では、低所得者の介護保険料の軽減や介護職員の待遇改善に政府の支出を増やす予定で、そこには消費税の増税分を充てる予定でした。別途財源のメドがたたなければ、延期となることが考えられます。
子育ての分野にも影響が出ないか、心配されます。平成27年度からの3年間で40万人の待機児童の解消を目指して、保育施設の拡充や保育士の待遇改善を予定していますが、財源は消費税の増税分です。ただ安倍首相は、子育て支援は最優先すると言っており、この点は予定通りに実施したい意向です。その分、別の社会保障費を削ることになり、健康保険料の引き上げなど、他の分野に影響が出ることも考えられます。
平成26年の4月に、消費税は3%引き上げられ、この時の方が増税の幅は大きいわけです。この増税分は、ほとんどがこれまでの借金の返済と年金への補てんに充てられています。年金の給付への税金による補てんは、消費税の増税を見越して、すでに平成21年から実施されていますので、8%への引き上げによる変更はありません。前回の引き上げ分は、恩恵を実感しにくいわけです。
消費税の引き上げは、2段階で10%とする予定です。その内、最初の引き上げの3%分は主に借金の返済と年金の補てんに充当し、次の引き上げの2%分を社会保障の充実に回す予定となっています。今回の消費税引上げの延期で、すぐに打切りとなったり、負担が増えるものは、今のところありません。ただ、新たな充実策の実施に影響が出ることが考えられます。
(2015年1月 村井 英一)
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