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保険ショップと言うと「保険に加入する場所」と思っている方が多いようですが、新たに保険に加入するだけの場所じゃないことをご存知ですか?ファイナンシャルプランナー畠中 雅子さんに『保険の点検』の大切さと、『保険ショップの賢い利用法』を伺いました。
− 20歳代から50歳代の生命保険に加入している500名にアンケートをしたところ、70%以上の人が保険に加入してから保険の点検(保険金額や保障内容が合っているか確認すること)をしていない、入りっぱなしにしていることがわかりました。アンケートのお答えいただいた方の半数以上が加入してから5年以上経っています。この数字を聞いてどのように思われますか?
畠中:5年という年月が経てば、20代から40代のご家庭では、お子さんが成長しているでしょうし、中には新たな家族を迎えた方がいらっしゃるかもしれません。奥様が出産で仕事を辞めたり、逆に育児が一段落して再び働き始めているかもしれません。つまり家族の状況の変化に合わせて、保険も変化させることが重要なんですね。
− 確かにそうですね。その年代の5年ってあっという間に感じられますね。でも、なぜ保険も変化させることが重要なんですか?
畠中:保険は万が一の時に家族を守るためのお金を確保することですよね。家族の状況によって、必要なお金が少なくなれば保険金額を減らせます。それは保険料を節約することにつながることもあるわけです。たとえば、20代から40代では、マイホーム購入というライフイベントを迎えられる方も多いのですが、住宅ローンを組むと、ローン金額分の保障が付いてくることがあります。そのタイミングで『保険の点検』をすると、保険料が節約できるというわけです。
これに対して50代の方であれば、お子さんの教育費負担が終わって、自分たちの老後がより近づいてきます。今までお子さんのために確保していた保険が、老後の自分達のための保険を厚くしようと変わるわけです。すると、大きい死亡保障はやめて、年金保険や介護保険、医療保険を考えたくなります。そこで『保険の点検』が必要になるんですね。“過去”必要だった保険にかける保険料を、“今”の自分たちに必要な保険の保険料に充てることができるかもしれません。
− わずか5年という月日の中でも、多くのご家庭のライフスタイルが変化することを考えると『保険の点検』は「必要な保障」という意味でも、「保険料の負担」という意味でも重要になってくるんですね。
畠中:この先、病気で入院したり、投薬が必要な持病を発症すると、自由に保険を見直せなくなります。緩和型(持病があっても加入できる保険。ただし保険料は割高で、制限もある。)の保険しか加入できなくなるデメリットも出てきます。出産や家の購入といった、ライフイベントが起こったときはもちろんのこと、何もない平和で健康なときこそ、『保険の点検』のチャンスと考えて、少なくとも5年くらいのサイクルでは、保険の中身を点検して「家計の点検」にもつなげて欲しいと思います。
− 畠中先生に家計相談にいらっしゃる相談者様にも保険に加入したまま点検していない方や保険の見直しで家計が良くなる方、これだけでは不測の事態の時に心配と感じられる方はいらっしゃいますか?
畠中:保険の点検・見直しをおこなっていないというよりは、おこないたいけれど、きっかけがないという方も多いのではないでしょうか、また、点検・見直をしたいとは思っていても、どのようにしていいかわからずに、時間だけが過ぎてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
− どのような相談にいらっしゃる方が多いですか。
畠中:ご相談に来る方のご希望をうかがっていると、「とにかく保険料を減らしたいんです」と言われる方が少なくありません。保険料の負担が軽くなれば、やりくり面ではありがたいですが、保険料を下げることだけに気が向いてしまうのはキケンです。保険料を下げたことで、保障不足に陥る可能性があるからです。必要な保障額が確保できないような見直しは、正しい見直しとは言えません。
想像したくない話だと思いますが、ここでは子育て期に大黒柱のご主人が亡くなる不幸が起こったと仮定してみます。このような万が一が起こってしまった場合、受け取った保険金額額によって、その後の生活設計が左右されるケースが多く見受けられます。
たとえば300万円の保険金しか受け取れなかったご家庭と、3000万円の保険金を受け取ったご家庭では、将来的に、奥様がどのくらいの収入で働かなければならないかも変わってきます。3000万円の保険金を受け取れれば、奨学金を受けずに大学を卒業させてあげられる可能性もありますし、お子さんが小さい場合は、1~2年くらいお子さんのそばにいて、寂しさを受け止めてあげる時間も作りやすくなります。父親が亡くなったショックを癒すだけの時間をくれるのも保険金の役割だと私は思います。
もちろん、ご主人亡き後、奥様が働く必要のないほど、高額な死亡保障を確保する必要はありません。ですが、いざというアクシデントは、いつ、誰に起こるかがわからないわけですから、保険の見直しをおこなう際は、保険料だけに目を向けるのではなく、保障額にも関心を持ってほしいと思っています。
− 保険ショップを街中でもよく見かけるようになりました。一般的に保険ショップというカテゴリーが浸透してきていると思います。保険会社の営業職員や銀行、インターネットなど様々な加入経路がある中、保険ショップを利用するメリットや、畠中先生が考える保険ショップの賢い利用法を教えてください。
畠中:自分が加入している保険を“総合的に点検”してもらえる場所って、あまりないと思うんです。個別の保険会社の営業職員の方だと、自分の会社の商品を有利な形で説明するかもしれません。そういう意味では“総合的”かどうか、微妙ですよね。
インターネットでも保険の情報は得られますけど、もともとある程度の知識を持っていないと、情報の整理ができません。自分が加入している保険の良し悪しの判断も、インターネットだけでは難しいと思います。
これに対して保険ショップであれば、取り扱いをしている保険会社が数十社にのぼるのが一般的ですから、特定の会社に偏らずに、総合的な点検をおこなってくれることが期待できますね。現状把握がきちんとできることが、正しい見直しにつながるのは、言うまでもないでしょう。
− 保険ショップを利用する時や、保険の点検をする際に注意することはありますか。
畠中:「自分は何もわからないので、お任せします」というのも、消費者としては問題があるように感じます。プロのアドバイスは求めるとしても、何の知識もなく、勧められたままのプランで加入すると、しばらくして「本当にこの保険で良かったの?」という疑問が、生じてしまう可能性もあるからです。自分自身も納得して加入するためには、とにかく納得するまで、どんなことでも質問するようにしてみましょう。
− 畠中先生が考える保険ショップの賢い利用法を教えてください。
畠中:もし、ご自身が納得したとは言えない状態で無理に加入を勧めてくるようであれば、その保険ショップで加入する必要はありません。きちんと情報提供してくれる保険ショップに乗り換えたほうがよいでしょう。保険ショップ側にとっても、ご相談者が納得して加入することは重要ですし、契約後も一生お付き合いが続きますので、きちんとした情報を丁寧に教えてくれる保険ショップを見つけて欲しいと思います。
保険の点検は、難しく感じる方も多いですが、節約のように「毎日努力が必要なわけではありません」。それでも点検の効果は、家計的にも数年単位で継続するでしょう。
− 行きつけの信頼できる保険ショップを見つけて5年に1回、もしくはライフイベントがあった時に点検する・・・毎月支払っている保険料を考えれば、先延ばしにせず、思い切ってこの機会に保険の点検をしてみてはいかがでしょうか。
(2016年2月)
「保険は家の次に高い買い物」とよく言われています。毎月の保険料はそれほど大きな負担にはなりませんが、保険料の払込期間が長くなればなるほど、支払総額が大きくなります。定期的な保険の点検をすることで、万が一の時のお金をちゃんと確保しつつ、家計の見直しにも繋がります。
保険クリニックでは、あなたのご家庭の状況を伺いながら必要保障額を計算し、ライフプラン表をお渡ししております。
保険に関する疑問や不安を納得するまでご相談ください。
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知識豊富なコンサルタントが、オリジナルの保険システムでお客さまの不安や疑問を、安心や納得へ変えていきます。
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