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高校1年生と2年生の、年子の子どもが2人います。2年連続で大学に進学するため、とても貯蓄だけで教育資金はまかなえません。奨学金を借りてもらおうと考えていますが、注意点はありますでしょうか?
一般的な回答をする意味で、日本学生支援機構の奨学金制度をイメージしてお答えします。
このことはご存知の方も多いはずですが、日本学生支援機構の奨学金には、無利子の第1種奨学金と、有利子になる第2種奨学金があります。有利子の金利は、卒業年度によっても異なり、さらに「利率固定方式」と「利率見直し方式」のどちらを選ぶかでも違ってきます。
親の気持ちとしては、無利子の第1種奨学金を借りたいと思うはずですが、第1種奨学金は予算の枠が小さいため、「お子さんの評定平均がかなり高い」か、「収入が相当低い」か、のどちらかに当てはまらないとなかなか借りられません。
一例を挙げてみますと、年収が400万円で、お子さんの評定平均が3.7だとします。このくらいの条件なら、第1種奨学金を借りられるのではないかと感じる方もいると思いますが、現実にはかなり難しくなっています。年収レベルでは200万円台の方でも、第1種奨学金に通らなかったという話をよく聞くからです。評定平均が3台ですと、年収が相当低くないと、第1種奨学金には通りにくいと思っていたほうがよいでしょう。
申し込み者の人数や成績の状況によっても、第1種奨学金を借りられるか、否かが変わりますので、はっきりした水準は提示できませんが、第2種奨学金を借りるような心づもりで、準備されるのが現実的だと思います。
日本学生支援機構の奨学金は、高3の春に予約採用の申し込みがあります。この時点で進学先の大学が決まっていなくても、予約採用に申し込めます。資金の準備計画を立てやすくする意味でも、入学前に申し込みをおこないましょう。
また、奨学金を利用する予定のあるご家庭では、親側からお子さんに対する説明責任があると個人的には考えます。奨学金は、お子さんを大学に進学させるために必要な資金だとしても、借金である事実は変えられないからです。
借りるプランを立てる時は、できるだけ貸与額を抑えるプランを立てることも大切。お子さん自身に「自分は将来、借金を返していくことになる」という認識も必要になりますので、お子さんが高校2年生のうちに返還シミュレーションをおこなうこともお勧めします。
奨学金の返済は、卒業後7カ月くらい経ってから返済がスタートしますが、その時点で慌てないようにするためにも、「借りる前に、返すプラン」をシミュレーションして、心づもりを持っておくことが望ましいと思います。
(2016年3月 畠中 雅子)
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