水災の補償は約6人に1人!
加入している火災保険に水災の補償をつけている人は15.5%(93名)で、火災保険に水災の補償をつけていない人の方が24.3%(146名)と多いことが分かりました。
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毎月その月にまつわる「ちょっと気になる」ネタ、「お金に関する」ネタをいっきゅうくんが調査します。
アンケートの調査結果を見ると、今の世の中が垣間見える?かも
「梅雨」「大型台風」に加え、近年では「集中豪雨」「ゲリラ豪雨」「土砂災害」などの自然災害もニュースで耳にする事が増えています。
ウェザーニュースによると、今年の梅雨期間の雨量は地域によっては平年より多い予想で、激しい雷雨や大雨による河川の増水、家屋への浸水、土砂災害などに注意が必要とみられています。
そこで今回は、水災への備えに関して、20歳~60歳の男女600名にアンケートを実施しました。
20歳~60歳の男女600名に、水災に関して心配な事を聞いてみました。
74.5%にあたる447名が、「台風・暴風雨・豪雨による浸水」が心配と回答しており、次いで「地震・噴火による津波」「土砂崩れ」と続きました。
その他に、河川の決壊による浸水、道路の冠水などが挙がりました。
加入している火災保険に水災の補償をつけている人は15.5%(93名)で、火災保険に水災の補償をつけていない人の方が24.3%(146名)と多いことが分かりました。
Q2.で「火災保険に水災の補償をつけている」と回答した93名に、その理由を聞いてみました。
63.4%にあたる59名は「危険だと思うから」と回答し、災害のリスクを認知した上での選択のようでした。
Q2.で「火災保険に水災の補償をつけていない」と回答した146名に、その理由を聞いてみました。
「水災の心配がないエリアだから」が最も多く60名(41.1%)、「水災があっても自宅への被害は心配ないから」(マンションの上層階など)31名(21.2%)の順となりました。
次いで22名(15.1%)が「水災の補償を知らなかったから」と回答しており、火災保険でカバーできる補償について正しく認知されていない事が分かりました。
※火災保険の中の基本補償(特約を除く)のうち、「水災補償」の分類に該当するもののみを正答とする。
600名全員を対象に、水に関する被害について、火災保険の中の水災補償で支払いに該当するのはどれだと思うかを聞いてみました。
「地震保険」や「水濡れ」の特約に該当するなど、「水災補償」の対象外である損害であるほど正答率が高く、高潮・土砂崩れ・雪解け水による洪水など、「水災補償」の対象である損害は正答率が低い傾向にありました。
せっかく加入していても、自身の契約で保険金が支払われるケースを把握していないと保険金の請求ができません。
何が「万が一」に該当するのか定期的に確認して、自身の認識とのズレがないか等をチェックすることが必要です。
保険以外で、水災時に備えていることを聞いてみました。
半数近い273名は「何もしていない」と回答しました。
ハザードマップで地域の水災の危険度を把握すると共に、防災グッズの準備や避難場所の確認等、自宅付近で水災が起こった時に、すぐに自身の身を守る行動ができるように普段からの意識づけが大切です。
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