平均の支出額は3.2万円!
「特に普段と変わらない」と答えた人以外の336名に年末年始の買い物にいくら使うか聞いたところ、一番多い回答は1万円、平均では3.2万円でした。
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毎月その月にまつわる「ちょっと気になる」ネタ、「お金に関する」ネタをいっきゅうくんが調査します。
アンケートの調査結果を見ると、今の世の中が垣間見える?かも
年末年始は家でゴロゴロ!お金を使うより貯蓄!
家計事情を調査!年末年始の出費は抑え気味?
消費増税の影響からか、この数か月は景気回復に陰りが見えています。政府もそれを受けて、2015年10月からの消費税10%を2017年4月に先送りする見通しです。年末年始は何かとお金出入りが激しい季節。
まわりのみんなは「年末年始、どう過ごすの?」「ボーナスは?」と気になる年末年始の過ごし方、お金の使い方について20歳~60歳までの男性250名、女性250名を対象にアンケートを実施しました。
年末年始と言えばGW、夏休みと並ぶ日本の3大連休。会社によっては9連休になる人も・・・。空港や駅、道路は毎年、混雑していますが、意外にもアンケート結果『どこにも行かない、家にいる』がダントツの45.4%を占めました。外出する人でも初詣や買い物など近場で過ごす人が増えています。年末年始も仕事という方が11人いました。
「どこにも行かない、家にいる」と答えた人以外の273名に年末年始にいくらくらい使うか聞いたところ、一番多い回答は1万円でした。やはり今年の年末年始はあまり遠くに行かない傾向が伺えます。
平均では4.9万円、中には出かけてもお金を使わないとの回答もありました。
年末年始と言えば、年賀状におせちやお正月飾り。普段とは違う出費が増える季節です。何を買うか聞いたところ、予想通り1位は「おせちや年末年始用の食材」、2位は「年賀状」でした。意外だったのは3位に「普段と変わらない」ということ。核家族や単身世帯が増えていることで、昔ながらのお正月の風習が変化してきてるのではないでしょうか。
「特に普段と変わらない」と答えた人以外の336名に年末年始の買い物にいくら使うか聞いたところ、一番多い回答は1万円、平均では3.2万円でした。
お正月と言えば子どもは嬉しいお年玉。大人にとっては、意外と大きな出費ですよね。お年玉をあげるか聞いたところ、54.2%はあげると回答がありました。
1位は甥っ子・姪っ子、2位は子ども、3位は両親の順。少数意見では配偶者にあげるという回答も・・・
お年玉をあげる人数は平均3.3人、お年玉にかける総額の平均額は2.1万円でした。
一番多かった答えはお年玉をあげる人数が2人、かける総額が1万円。中には10人以上(10人)や総額10万円以上(10人)と回答した人も・・・年末年始に使うお金の中でもかなりの比重を占めています。
夏のボーナスアンケートでもボーナスなしの人が増えている事をお伝えしましたが、今回も同じ結果になりました。
ボーナスを支給された人に前回と比べてもらったところ
約2%の人が夏よりもボーナスアップしている結果となりました。
勤労統計調査によると、微増ながら賃金指数が毎月上昇していますが、恩恵は一部に限定され、収入が増えていると実感している人は少ないのが実情です。
ボーナスをもらった255人に預貯金するか聞いたところ、約48%は「しない」と回答。夏は約37%が「しない」と答えていたので、11%増えたことになります。ただ、預貯金額は平均30万5千円。夏の金額の倍になりました。
消費増税があった今年の家計は昨年と比べてどうだったか聞いたところ、約50%が「変わらない」と回答しました。ただ、約44%は今年の方が厳しく、消費増税が影響したと考えられます。
先日の衆議院選挙では自民・公明が圧倒的勝利。アベノミクスが認められた形となりました。
ただ、2015年の経済状況については、皆さん厳しい意見を持っているようです。
2015年は2014年に比べて経済的にどうなるか聞いたところ約49%が「厳しくなる」と回答。消費税10%も延期されたはずなのに、経済状況については楽観視されてない事が伺えます。
中小企業の人手不足や急激な円安などによるコスト上昇で、企業の景気観は悪化。来年はますます家計へ圧迫があると多くの人が感じているのではないでしょうか。
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