アンケート概要
- サンプル数
- 500名(男性250名、女性250名)
- 年齢
- 20歳~60歳(派遣社員、経営者を除く有職者)
- 調査方法
- Webアンケート
- 調査期間
- 2014年7月11日~7月15日
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毎月その月にまつわる「ちょっと気になる」ネタ、「お金に関する」ネタをいっきゅうくんが調査します。
アンケートの調査結果を見ると、今の世の中が垣間見える?かも
本当に景気向上?夏のボーナス使い道は貯金が1位
夏のボーナス意外と厳しい結果に・・・
会社員にとって待ち遠しいボーナス。ちまたでは景気回復と報道されていますが、本当にそうなのでしょうか?
夏のボーナスの増減、ボーナスの使い方について、20歳~60歳まで有職者の男性250名、女性250名を対象に2014年7月にアンケート調査を実施しました。調査結果では厳しい現実が・・・
調査の結果、意外なことに一番多かったのはボーナスなし。
企業によっては年棒制で年俸を12ヵ月で割って、お給料を支給している企業も増えてきていることが要因と考えられます。
ボーナスを支給された人だけで集計してみても
上がった:21.5%
前年と同じ:55.6%
下がった:22.8%
と前年と同じ、もしくは下がった人が約78%を占めています。
景気が上向きと言われていますが、まだまた一般的に広まっているとは言えない結果となりました。
ボーナスを支給された方にボーナスの使い道を聞いたところ、38.4%の方が「使わない・預貯金」と答えました。ついで夏の旅行、生活費に充当、借入金返済の順となっています。使う金額の平均は111,133円。最高金額が100万円、最低金額が3,000円でした。
使い道を聞いても、景気が上向きとは言えず、日ごろの生活に充当したり、万一の為に貯めておく方が多い実情が伺えます。
ボーナスを支給された方の63.3%は預貯金をすると答えました。
平均は153.725円、最高金額は100万円、最低金額は1万円となっています。
ここでも使う金額より預貯金に回す金額の方が大きい事が分かりました。
長引いた不景気により、一気に使うより万一に備える、慎重な方が増えているのが実情です。
ボーナスの預け先を聞いたところ圧倒的に多いのが普通預金。この結果から流動しやすい預け先に入れることで、急に費用が必要となった場合でも補完できるようにしていることが伺えます。
ついで、定期預金、投資信託、株取引の順です。
今回の夏のボーナスに関する調査を行った結果、一部業種の企業では景気向上の兆しが見えていますが、大多数ではまだまだ厳しい状況が続いているようです。
生活者一人ひとりが、景気の上向きを実感できるにはまだほど遠く、増税だけが先行している感が拭えません。
個人収入が増えて、個人消費が増えお金が回る・・・本当の景気回復にはしばらく時間がかかりそうです。